お正月の鏡餅を昔から愛用している手打ち本鍛造の餅切り包丁で切ってみた。
ホーム鏡餅(お餅)を切ってみた

お正月の話ですが、鏡餅を切ってみました。
毎年お正月に店で飾っている鏡餅です。直径は20cm位はあります。

(1)まず、まな板と餅切り用の包丁を用意します。


ちなみに、当店で使っている包丁は、昭和初期の両手もち切り包丁です。
2年ほど前に初めて研ぎましたが、未だによく切れる現役選手です。

(2)餅の四方を切り落とします。

最初に包丁を切り入れる時に、しっかり刃を喰い込ます様に注意して下さい。
大きな包丁を使うので、バランスを崩さない様にご注意ください。お餅が固くなっている場合に特にご注意下さい。

気を付けて切っていきます。 

まっすぐ切らないと変な形になってしまうんで慎重に...  切れました!

正方形のような状態に切る感じですね。


(3)次に正方形状に切った餅を、短冊状に切ります。

お好みの食べやすい幅に切ります。

ここからは、切り口から包丁の刃を入れると簡単に切れますので、作業もスピードアップです。

(4)短冊状に切った餅を、食べやすい厚さに切ります。


私の場合、切っている内に段々と厚くなってしまい2cm位になってしまう場合があります。
焼くと膨らむで、想定外の大きさになってしまいます。
「焼くと膨らむんだ」ことを心して切っています。(と思っていても段だん熱くなっちゃうだよね)

(5)切りもちの完成です。(画像はイメージです)

【最後に】

切ったあとの包丁は、きれいに洗います。
包丁洗った後は、水分をよく乾燥させてから保管ください。
ちなみに、刃についた餅は日本酒を含ませた布で拭くと綺麗に取れますので、一度お試しください。

 

今回は両手包丁で切りましたが、安全でキレイに切れる鏡餅切り【押切り型】」「のしもち切り器」などございますページをご案内いたしますので是非おいでください。

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